留学なしで英会話を上達させることは可能です。どのような道を歩んできたかを振り返ってみます。
英会話よりもTOEICの勉強を先行したメリット
私は、英会話よりも先にTOEICの勉強をしていたため、900中盤のスコアを取得したとき、苦労なく英会話ができるという状態ではありませんでした。
しかし、もう一度、勉強をやり直せるとしても、このプロセスは変えないと思います。
TOEICを先行して勉強したことによって、最低限の基礎力が身に付きますし、TOEFL等よりは専門性が深くなく、必要以上の専門用語を覚える時間を節約できます。
そのため、程よい基礎力を得たうえで、英会話学習に臨めるため、全体として英会話の上達が早くなりました。
フレーズ集を覚えた
よく使うフレーズ集を覚えました。
仕事用や旅行用、プレゼン用など色々なフレーズ集があると思いますが、私は仕事での英語会議のためのフレーズを覚えました。
一生懸命覚えたのですが、実際に会議の場で使えたのは、そのうちのほんの一部でした。
発音練習をした
多くのフレーズを覚えても、実際に使えるのはわずかということがわかったので、
厳選のフレーズを自信をもって発言できるように、発音練習を取り入れました。
アプリの音声認識で練習していましたが、なかなか正しく発音できず、
できるようになっても、気を抜くと正しく発音できずとても苦労したのを覚えています。
オンライン英会話を始めた
覚えて発音練習したフレーズはnativeにしっかり通じるようになり、嬉しい反面、
その場の思い付きで話したり、相手の発言のニュアンスを正確に捉え、深く議論するレベルではありませんでした。
そのため、とにかく状況をなんとかしたいと思い、オンライン英会話を始めてみることにしました。
レッスン中は程よい緊張感をもって臨め、いい機会でしたが、多くても1日30分程度のレッスンでは、英会話力が大きく上達することはありませんでした。
特に、講師によっては単にテキストをなぞるだけのような、学校の授業のような先生も多かったので、当たりの講師を見つけるのにも時間がかかりましたし、その先生の予約をとるのも大変でした。
英会話教室に通った
英語での会議や重要性も増えてきていたため、とにかく早く上達したいと思い、
英会話教室に通うことにしました。
私が通ったのは、1レッスン45分6000円程度でした。
講師のレベルが高く、非常に有意義な時間を過ごしていたと思います。
ただ、前提として、レッスンは会話形式であり講師自身も話すため、自分が話す時間はそれほどは多くなく、すぐに上達するというわけではありませんでした。
アプリでの発音チェックを取り入れた
話す時間を増やす必要があり、nativeに通じる発音で英語を扱うために、アプリでの発音チェックを取り入れました。
具体的には、アプリのカリキュラムやレッスンに沿って話す時間をとにかく増やしました。
また、どのような学習にも自分の勉強がうまくいっているかを測る方法が必要です。
TOEIC勉強時はTOEICテストを受ければスコアで簡単にわかっていましたが、英会話力はなかなか数値化できません。
留学などで現地にいると、毎日色々な場所で英語を使う中で、数か月年単位で実感できると思いますが、日本にいると実感できるほどの機会がないです。
通学の英会話教室やオンライン英会話のレッスンのレベルが上がっていく際に感じることもできますが、同じ講師と同じような話をすることも多く、同じフレーズも頻繁に使っていましたので、お互いの癖や特徴を把握しているだけのような気もし、成長できているのか不安を感じていました。
そのようなときに信頼できたのは、アプリでの発音チェックでした。
正しく発音できないと、悲しくなるくらいNGをつきつけられます。
それが、上達するにつれて、正解箇所の割合が増えていきます。
相手が機械で客観的に評価してくれますので、正しく発音できると上達したんだなと実感しやすかったです。